感想

ヲタリーマン2

ついでにコレも買ってしまった。「ブログで読んでるからなぁ」と思って買ってなかったけど、過去ログは全部漁ってしまったし、立ち読みしたら書き下ろしも多いみたいだったので。ぼく、オタリーマン。2作者: よしたに出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2007/…

ガンダム001話

別名「美味しんぼガンダム」。この世界から不味い料理を廃絶するため、我々美食倶楽部は「至高の料理マイスター」により、全ての料理屋に介入致しますby大塚父。そろそろ80歳なのに頑張るなぁスゴイなぁ。 さて。ネットカフェで視聴しました。暫くはテレビ…

バビロニア・ウェーブ

日数経ち過ぎなので移した。以下当然の様にネタバレ有。バビロニア・ウェーブ作者: 堀晃出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/02/21メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (72件) を見る 太陽系から3光日の距離に発見された、銀河…

GENTE

GENTE 1 (Fx COMICS)作者: オノ・ナツメ出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/08/28メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 59回この商品を含むブログ (264件) を見るルチアーノがこんなにカッコイイとはな・・・ 『リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)』…

孤独のグルメ

『となりの801ちゃん 2 (Next comics)』でのパロディがツボったので買ってみた。これは秀逸。孤独のグルメ (扶桑社文庫)作者: 久住昌之,谷口ジロー出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2000/02/01メディア: 文庫購入: 44人 クリック: 388回この商品を含むブログ …

『Fate/Zero 1』へ惜しみない拍手と怨嗟の念を

鬼のような疲労で仕事は手に付かず体もシンドイのだけど、アキバで買った『Fate/Zero』はガシガシ読んで1巻読了。やっぱPS2版Fate買おうかな。でもOGsが進んでないしなぁ。 虚淵玄という人の小説を読んだ事が無かったし、シナリオ書いたゲームを遊んだ事も…

ひぐらし

ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)作者: 竜騎士07,ともひ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/02メディア: 単行本 クリック: 30回この商品を含むブログ (145件) を見る読了。各所で「“嘘だ!”シーンの緊迫感が足らない」という感想を目…

BLOODALONE

吸血鬼モノ繋がり。↑の月姫が伝奇活劇吸血鬼モノならば、こちらはんああ゛あ゛っっ!!ロリロリ吸血鬼最高ですうっ!!漫画。以上了。 いやホントにこれ以外に語るべき所は無いっつーか、この一点が素晴らしすぎるっつーか。メディアワークスが執拗に試し読…

月姫

結局ゲームより先に漫画を買った。真月譚月姫 1 (電撃コミックス)作者: 佐々木少年,TYPE-MOON出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2004/05/27メディア: コミック購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (180件) を見る5巻まで一気読…

NHKにようこそ! 8

90年代の感性だろうが娯楽を追求したエンタメだろうが、この作品で語られる事は俺にとってはリアルを描いているものに他ならない。NHKにようこそ! 8 (角川コミックス・エース 98-12)作者: 大岩ケンヂ,滝本竜彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/07/26メ…

ロシア紅茶の謎

学生アリスが面白かったので作家アリスにも手を出してみた。普通に面白い推理小説だけど、期待した程じゃ無かった。 読了した学生アリスシリーズは全て長編だったが本作は短編集で、その辺も評価に影響してると思う。というのも、尺の都合上どうしてもトリッ…

ドスペラード

魔法使いギルド=ヤクザ、テンプル騎士団=警察って設定からして(そして、作者が大和田秀樹である事からして)際限なく下らない、良質なバカ漫画であることはお分かり頂けると思う。既に各所でレビューが出ているが、以下の台詞のみでも十分にこの作品の阿…

青年のための読書クラブ

「敵は海賊シリーズ」再読を一時中断して他著者新刊へ。今日読み始めて少ししか進んで無いのだけど、この時点で書いておく。 「マリア様がみてる」な感じの清楚系女子校*1を舞台とし、淡々とした文章で進む物語。その中で突如現れる「・・・貧乏の匂いがした…

想像絵

↑の学生アリスシリーズ。小説を読んでると「絵が浮かぶ」という状況が多々ありますが、俺の脳内では英都大推理小説研の面々が↓な感じになりました。 有栖川有栖(主人公・ワトスン役):『xxxHOLiC』の四月一日クン 江神部長(名探偵):峰倉かずや作画なロ…

孤島ゲーム・双頭の悪魔

学生アリス全制覇?でもあと長編を2つ書くって『双頭の悪魔』あとがきに書いてあるなぁ。文庫版の発行が99年ですけど・・・ホントに出るのか?? 評判通り一作目『月光ゲーム』より出来が良いです。トリックの練り込みもそうですが、全体を貫くストーリー…

「丸み」があるだろ普通

売場作りと同時に個人的にもミステリ再始動と思って。いろいろと挙げて頂いた作品から選ぼうと思ったのですが、よく考えたら俺って東野圭吾読んだ事ないよなぁ、と。そして脳内小人が「お前のスリップ。お前の実績になるスリップ」と囁きかけてくるものだか…

日本語は天才である

柳瀬尚紀と言えば『フィネガンズ・ウェイク』であり、大学時代に先輩から借りたものの、最初の3頁ほどでリタイアして己が低脳を認識したという黒歴史を否が応でも思い起させる名前である。脳内フォルダ「嫌箱」に格納されておるものの、プロパティを開けば…

アレ国志

アレ国志 (MFコミックス)作者: 末弘出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/03/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (13件) を見る この三国志はヤヴァイ!前代未聞のニューウェイブ三国志4コママンガ登場! 「コ…

ビールはエビス。

大田垣晴子のエッセイに登場する女性は「萌えキャラ」だよなぁ。つーことは大田垣自身が萌えキャラってことか。無防備で己の欲望に忠実な姿ってのは人を惹き付ける魅力があるもんだ。特に「食」に関してはソレが如実に表れる。だから世の女性の方々。男の目…

老人と宇宙

老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)作者: ジョンスコルジー,John Scalzi,内田昌之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (117件) を見る 妻を亡くし、人生の目的を失ったジョンは、宇宙軍…

「G戦」続き

買った。読んだ。震えた。G戦場ヘヴンズドア 2集 (IKKI COMICS)作者: 日本橋ヨヲコ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/03/01メディア: コミック購入: 8人 クリック: 67回この商品を含むブログ (100件) を見るG戦場ヘヴンズドア 3集 (IKKI COMICS)作者: 日…

G戦場ヘブンズドア(1)

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)作者: 日本橋ヨヲコ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/03/01メディア: コミック購入: 9人 クリック: 300回この商品を含むブログ (173件) を見る あーあーあー、かわいそうになあ。気づいちゃったんだよなあ、 誰も「…

零式

零式 (ハヤカワ文庫JA)作者: 海猫沢めろん出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 116回この商品を含むブログ (114件) を見る 大戦末期の1945年、帝国(LEV)本土への遠征特攻を敢行した皇義神國(すめらぎしんこ…

気まぐれコンセプト

23年間続けてるのが凄いよな。圧倒的分量で未だに読み終えられません。気まぐれコンセプト クロニクル作者: ホイチョイ・プロダクションズ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/01/20メディア: コミック購入: 9人 クリック: 120回この商品を含むブログ (153…

一瞬の風になれ

正直一巻を読了した時点ではコレが大絶賛されてる理由がイマイチわからなかった。ゆっくりしたスタートから2巻を読んで加速がついてトップスピードへ、ほとんど減速をせずに3巻でゴールを切った。小説自体がまさに「一瞬の風に」なった。 等身大の高校生を…

『風が強く吹いている』に関する雑念を払う為のメモ

冒頭で部屋の床に空いた穴は、「この瞬間、竹青荘の10人全てに「第三の穴」が開通した」という暗喩ではありません。 「運転が下手な男はあっちも下手」が俗説かどうか、走は確認した訳ではありません。 双子なら、互いの体の細部の特徴を知ってるのはごく自…

風が強く吹いている

ファンタジー小説にリアリティとか言ってはイカン。それは作者の表現を助ける装置ですから。あと趣味な。 流石は直木賞作家だけあってキャラの作り方や構成の仕方とか上手です。箱根の往路復路では読む手を一瞬たりとも休める事が出来なかった。個人的にスポ…

名もなき毒

流石だなぁ。巧いなぁ。仕掛けの埋め込みもキャラクターも展開のさせ方も、見事と言うほかは無い。ミステリとして、娯楽小説としての完成度を高めつつ、社会派な内容も適度に織り交ぜる手腕は凄い。新聞連載のクセみたいなのは仕方ない*1し、設定が多少ブッ…

失われた町

うーん。設定は面白いのだけど、その上で展開されるドラマは期待した程では無いかな。理不尽な喪失と、それを回復する過程での葛藤や癒しみたいなのに共感する部分が無い訳ではないけど、あまりにも紋切り型。出てくるヤツが片っ端からカッコ良すぎて引く。 …

VANISHING MACHINE

期待ハズレ。近藤和久のガンダム漫画に求めるのは「DOKDOKDOK!!!」「POWPOWPOWPOW...」「BAHOOM!!!!!」な臨場感と淡々とした物語の進行、独特なMSフォルムの堪能とか。この作品は中途半端だ。特に前半部は酷くて、単なるMS紹介に過ぎない。つか、ページ数が…