『Fate/Zero 1』へ惜しみない拍手と怨嗟の念を

鬼のような疲労で仕事は手に付かず体もシンドイのだけど、アキバで買った『Fate/Zero』はガシガシ読んで1巻読了。やっぱPS2Fate買おうかな。でもOGsが進んでないしなぁ。
虚淵玄という人の小説を読んだ事が無かったし、シナリオ書いたゲームを遊んだ事もない。更には本編ゲーム未プレイという事もあって、あまり期待はしてなかった。しかし・・・こうも期待を裏切ってくれるとは(良い意味で)。なんともウマイ。ここまで血沸き肉踊る文章の書き手だったとはな。ステキ戦車を駆って暴虐の限りを尽くすイスカンダル大王陛下の御姿が目に浮かぶようではないか。もっと恐怖を!もっと絶望を!!嵐の様な殲滅戦を!!!小生意気な小娘アーサー王をトコトン苛め抜いてやれ。奴の絶望を我らの手に!あとウェイバー君は今すぐケツを出せ。
戦闘シーンの少ない(前説が長い)1巻でこのテンションの上がりぶり、正直2巻3巻と読み進めるのが怖い。そして・・・こんな美味しい本がISBN無しの同人流通だという事実に腹の底から怒りが込み上げる。これが普通に・・・『DDD』とかと並売出来てたら・・・なんぼほど売れる事か!地方のヲタクがなんぼほど熱狂する事か!都会人め、専門店の悪魔どもめ!勝ったと思うなよ!!