帝都東京・隠された地下網の秘密

以前本屋のほんきさんで紹介されたいたのが面白そうだったので、平積み発注&購入。
パト2に登場した「幻の新橋駅」なんてのは有名ですが、東京の地下にはもっとスゲェのがいっぱいあるのですね。コレ読むと地下鉄・地下街・地下駐車場や首都高への見方も変わります。こういう「隠された構造物」ってのは興味がソソられるなぁ。母校の地下道(←侵入すると退学になるというウワサ)も、やっぱり潜ってみるべきだった。残念。
Amazonのレビューを見ると「文章が読み辛い/分りにくい」という感想が多くありますが、ハイまったくその通り。「どこが問題で/調べた結果、何が矛盾していて/集めた資料を元にすると、どういう分析が可能で/結果こういう想像が出来る」ってのを、筋道立てて順を追って説明してくれないから問題なんです。地図一枚にしても、わかり易く表現する工夫が見られない。結果として発想の飛躍・妄想について行けない所が多々。同じ事を何度も繰り返したりもするし。もう少し体裁整えてから本にしてくれんかな。そうすれば、もっと売れるだろうに。

帝都東京・隠された地下網の秘密 (新潮文庫)

帝都東京・隠された地下網の秘密 (新潮文庫)