シュタインズゲートの世界線理論でオカルト学院(主に最終話)を解釈してみる

※オカルト学院&シュタインズ・ゲート知らないとイミフなエントリです


さすがご都合主義のシュタゲ理論だけあって、けっこう説明可能になるっぽいので書いてみました。


前提1:マヤのオヤジ(と取り巻き)はオカルト研究によって世界線理論をある程度把握してる
前提2:元の世界線(以下、α世界線)では、宇宙人襲来⇒人類ショボーンに未来が収束する
前提3:彼らのシミュレーションでは、「ノストラダムスの鍵」破壊が世界線移動の条件
前提4:内田文明(以下、文明)の持っていたケータイは「対象を除去した場合に世界線移動が起こるか否か」のみ測定可能なデジタル・ダイバージェンスメーター
前提5:移動後の世界線(以下、β世界線)では、宇宙人による地球征服は無い
前提6:こまけぇこたぁいーんだよ

  • 世界線移動に関するストーリー:

マヤオヤジ達は文明を過去に送り込んでノストラダムスの鍵を破壊し、β世界線への移動を目論む。
文明が過去でイロイロすることで本来のα世界線ダイバージェンスはちょろちょろ変わるが、1%を超える変動は起こらないので未来は収束する。
彼が鍵を破壊する事で、本来はダイバージェンス1%超の変動(=β世界線への移動が為される)が起こる筈だったが、「破壊後に文明が過去の自分と会う(=時空変動が起こる)」というα世界線上での収束により、β世界線へは到達できなかった。
ウルトラマン文明が宇宙人倒す事で、ようやくダイバージェンスが1%超え、β世界線へ到達。

  • 巨乳ちゃんとか怪物達は何だったのか:

怪物に代表されるオカルト現象は、α世界線ダイバージェンス保持免疫機構だった説を主張してみる。
そうすると、大規模なオカルト現象=世界線変動阻止作業な訳で、オカルト研究者が世界線理論に辿りつく流れは自然かも。
もしかすると、α世界線での「ノストラダムス」は、「自力での世界線移動は諦めたジョン・タイター」みたいなタイムトラベラーだったのかもしれない。未来の研究者へ、大きな世界線変動が起こるポイントを「予言詩」という形で残したのかも。

  • この解釈で残る疑問:

世界線変動観測(シュタゲ風に言うとリーディングシュタイナー)が、なぜ一部の人間にのみ可能なのか。未来の研究所(?)にいたオッサン達だけがβ世界線への到達を観測できた、という描写だった。
あと、なぜ松代周辺にノストラダムスの鍵があると特定可能だったのかも疑問。
ちなみにこの説を取った場合、マヤオヤジ達は「何らかの異変で世界線が変動する、変動が一定以上大きいと未来が変わる」という事は把握しているが「世界線内では事象が収束する」という事は理解していない事になる(最終話の「自分の手で…」というセリフより)。



まぁ、あれですよ。

             /)
           ///)
          /,.=゙''"/   
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\   オカ学最高だったね!!
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /