レビュー:iCrew
- 取り付け
一般的なライト等と同様、プラ製のバックルでハンドルバー等に固定するタイプ。取り付け、位置調整には6mmアーレンキーが必要ですが同梱されてます。って普通は持ってる。出先で位置調整する際にも必要(ちょっと角度変えるとかはアーレンキー使わなくてもできるけど)ですが、スポーツタイプの自転車を使ってる人は常に携行してると思うので問題なし。プラ製なので、頻繁につけ外しした場合の耐久性は少し不安ですが……
- 外観
ケース・カバーはプラ製。イヤホンジャック、ロックボタンはゴム製のボタンとか蓋とかからアクセス。カメラ穴もアリ。液晶部分の保護は透明プラですが、ケース装着状態でも簡単な操作なら可能です。文字入力の際はストレスを感じるかも。マウンターからのケース着脱はライト等と似た感じで簡単にできるので、コンビニに入る時とかは必ず外して持ち歩きましょう!
装着したiPhoneは360度の回転が可能。Ust配信等では便利……なのかな?
- 使用スタイル
使用方法は人それぞれですが、簡単に思いつくところでは「乗車中に見られる位置に固定して、MAPアプリ(withGPS)を起動」「車体前部にカメラを向けて、Ustアプリ」「twitterクライアントを起動して、サイクリングしながらTL把握(←キケン!)」などでしょうか。MAPアプリの便利さはもうハンパないもので、これがあればポタリングに地図は不要だと思います。走り始めに「検索→目的地設定→現在位置にフォーカス」しておけば、もう立派なカーナビ。GoogleMapの経路選択は必ずしも自転車にベストではありませんが、おおまかな現在位置と目標方向が随時確認できる利点は大きいです。
- 注意事項
ナビとして使用した場合の注意事項をいくつか。
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- 手袋した状態で操作はできません!
- これはiCrewの問題じゃないですが。静電容量式なので、iPhoneは手袋したまま使用はできません。このおかげで乗車中の設定変更は大変テンション下がる行為になりますので、各種設定はスタート前に済ませましょう。
- 「自動ロック→しない」に設定
- バッテリー節約のために自動ロック設定をしている方が多いと思いますが、当然これは解除しておいてください。
- アプリのプッシュ通知をオフに
- twitterクライアントのmentions通知等を有効にしていると、地図の上にバッジが出て大変腹立たしい事態になります。乗車中は一時的にオフにするか、バッジ非表示設定にしましょう。
- Wifiはオフに
- バッテリーはモリモリ減ります
- 地図アプリ起動状態で2〜3時間走ったら、キッチリ計測してませんが7割くらいはバッテリー減ると思います。当然Ustしたらもっと減るでしょう。充電キットは携行しましょう。ケースにはドックコネクタを収容する部分があるので、充電しながら使用する事も可能です。もっともイヤフォンにしてもそうですが、ケーブルで自転車と自分の体を繋ぐことのリスクはよく考えるべきだと思いますが。
- 乗車中は車や歩行者に注意して下さい
- 当然ですww
- 手袋した状態で操作はできません!
まだ買って2回しか利用していませんが、もはやこれ無しでのサイクリングは考えられません(知ってる道オンリーなら別だけど)。Amazon価格5500円と少しお高いですが、価値は十分にあります。iPhoneマウンター自体は他社からもいくつか発売されてるようなので、機能と値段を鑑みて色々と検討しても良さそうですね。
最後に。電気屋でも自転車ショップでもこの商品が売られてるのを見た事ありませんが、iPhoneユーザー増えてる(特に自転車乗りには多いイメージ)ので、もっと積極的に仕入れてみて欲しいなーと。特に自転車ショップ、定価で買うことに抵抗ない人多そうだしww