とりとめのない料理店

今更ながら月刊ASCIIを買ってみた。

リニューアルしてから初めて買ったのだけど、なかなか面白い雑誌じゃないですか。ネットを初めとした所謂「次世代型」のサービスに関心のある人は立ち読みでもしたら良いと思う。この内容だと版元が「ビジネス雑誌コーナーに置いてくれ」って言うのもわかる気がするけど、ウチみたいな田舎書店だと、そういうお客さんはPC書コーナーに回る割合が高そうだなぁ。事実、リニューアルしてから売れてないし。場所戻そうか。
「ピザ屋の2階をめぐる日米企業経営の壁」と題した記事がなかなか興味深かった。YouTubeに対する権利者団体の対応に関して日米比較を行った記事で、米国企業の持つ危機感とビジネスへの取り込み模索に対して、日本企業の削除一辺倒な姿勢はどうなのか?と。まぁ同じ様な記事は既に色々な所にありそうだけどな。「日本の著作権法が遅れているわけではなく、契約を作る時のやり方が問題」って意見も載ってる。へー。
これに関連して、角川歴彦YouTubeWeb2.0に対する考え方も載せている。ハルヒの人気がYouTubeで加速したって事を念頭に置いた話ね。この中の話で本筋とはあまり関係無い部分なのだけど、角川歴彦は「私は、手描きアニメ、ライトノベル、劇画という手法は日本の三大創造コンテンツであり、日本のコンテンツの表現方法として三大発明でないかと考えている」と言ってる。ライトノベルは彼の中でそういう位置づけにあるのか。彼の考える「ラノベ観」というのを聞いてみたい所。
YouTube絡みの記事を読んだ丁度良いタイミングで、こんなニュースが入りました。

日本でも、やる人はやってんだね。ところでCLANNADってのはアンソロがいっぱい出てるなぁという程度の認識しか無かったのだけど、Keyのエロゲなのね。Leafとは別物デスカ?毒電波とかそういう表現は無い?