ロケット方式

xxxHoLiC』とか『怨み屋本舗』とか、放送開始して暫く経った後にガバガバ動きだすパターンが多いです。これ、書店的にすっげぇタチ悪い。
っつーのも、この状況だとチョボチョボ売れた時に「このまま売り切って終了しませう」的な考えが働いてしまうから。加速し始めた時に「うわぁぁ在庫無ぇぇ!」となるのですな。不思議と言うか当然と言うか、つい昨日まで取次でも余していた在庫が、いざ足りないとなれば全く入って来なくなったりするし。
さらに悪いことに、何とか在庫が集まった時は大抵が放送終了直前か終了後。そして新番組用の商品も入って来てる。結局「今さら・・・遅すぎるのよっ!」とギャルゲー的な台詞を発しつつ返品してしまったり。こういうのを「後手に回る」って言うのですな。シャア少佐の逆を行く感じ。
これを回避するには「予め余裕を持った数で青田する」「放送が終わるまで、気を抜かずに商品確保する」って方法がありますが、厳密に全部適用して行くと、在庫過多になるし場所は取るしで、労力と経費が無駄に消耗されてしまう。「作品別にネットで評判を常にチェックする」ってのも一つの方法ですが、ネット評判と実売が乖離してる例も多々あるわけで。
あーなんか画期的な方法ねーかな。寝てる間に小人さんが考えてくれんかな。