本屋大賞中間報告

ナラタージュ』読了で、ようやく候補11作品のうち3作品が終わりました。遅いィ〜。
今の所、ランキング1位は『ナラタージュ』かなぁ。作品の評価的には『ベルカ、吠えないのか?』が頭一つ抜けてるのですが、度々言う様に「万人に薦められるか?」という点は疑問が残りますし。あくまで「受け入れられるかどうか、わからない」って事であって、「万人向けでない」と断言してるわけじゃないですが。
死神の精度』の方は・・・もちろんエンターテイメントとして十分、上質な作品です。けどなぁ、個人的にオススメしたいとは思わない。「ナントカ賞」ってのとは違う立ち位置にいる作品と思います。いや、面白いですよ。けど。
まーあと8作品読んで、おそらくその最中に上記3作品を再読することもあるでしょう。そこでまた、順位の大幅変動がありそう。結局最終的には、投票する時の気持ちでジャッジが決まりそう。それにしても『容疑者X』と『東京タワー』も読むべきなんでしょうかね。作品がどれだけ良いモノだろうと、この2作品に投票するつもりはありません。趣旨と違うもんなぁ。十分、売れ過ぎてるよ。