購入本

野生時代 1月号」を購入。特集「大人のキャラクター小説」。桂望実西尾維新へのインタビュー、それと桜庭一樹有川浩に「キャラクター論」を語らせ、作品も掲載されてます。書店員座談会もアリ。
軽く読んだ程度なのですが、とりあえずラノベ好きは立ち読みしてみたら?という程度かな。そこまで濃ゆい内容でも無い(=買うまでも無い)かな、と。って書店員が言っちゃダメな言葉ワースト2ですが。ちなみに1位は「本買わないでググれ」。
書店員座談会で「これからは新書ラインが面白そう」という意見がアリ、自分も同感。ウチの店ではラノベ棚に隣接して配置した途端、売上が伸びました。ただ、元々のラノベファン以外にアピールできるのが新書の特徴な訳で、長期的な視点で考えた場合、一般のノベルスと同じ売場に置いて新規顧客の「開拓」をしたほうが良いですよね。ある程度の期間でラノベ層に新書の存在をアピールしたら、配置は戻そうと思ってます。
それともう一つ共感したのが「このあたりの(キャラもの)にハマった世代が書店員なんだから、そりゃ盛り上がる。売ってやるって気合いが違う」という言葉。そう、正にそう。たとえ労力に売上が見合わず、費用対効果が悪かろうと、売りたいものは売りたい!仕事の原動力は売上だけじゃなく、「これも面白いからお前ら読みやがれっ!」って事なんです。