ブコフ×CCC

休日なので近所のブコフに行ったのですが、入口のトコに会員カード改訂のお知らせが。

ググったらこれに関するエントリも出て来た。

さらに同ブログから個人情報に関して。

ウチのボスの口癖で「客注の履歴見ればソイツの趣味や好み、思想までわかっちまうからなガハハッ!」てのが有る。まぁ彼は具体的にどうこうしようと考える人では無いけど。TSUTAYAが売れデータから個人の買ったモノ・借りたモノがわかる以上、当然それは販促に役立てているのだろうと思ったけど、それをもって商売にしとるとは恥ずかしながら知らんかった。
ブコフと提携する事で更なるデータ収集が可能になるだろうけど、現状ブコフのレジって単品管理ではなくて、コミック100円3冊、児童書200円1冊とかの大まかな区分けだよね。その辺はどうするのだろう。もっとも「月に○冊漫画を買って○冊売った」というデータだけでも十分に有用ではあるだろうが。
感覚的にはそういう個人情報を収集され活用される事に反発を覚えるが、売る側の立場で考えるとこれほどハッピーな話はそう無い。ウチの会員カードにそういう機能が無いのが勿体無ぇと切に思っちまいます。別にDM出す出さねぇって事に限らなくて、あぁこの限定版は最低○部は売れるよな*1とか、この本実は別ジャンルのこっちと並売すると良いのだな*2とか、末端の販売レベルでも活用できる例は山ほどあるじゃんね*3
感情的にエライ気に食わないのだけど、こういう事できる企業に憧れも持ってみたり。転職すっかなー。って、アチラが雇ってくれないと転職は出来ない訳ですが。つーかそういう凄い事エグい事できる会社でも、従業員がハッピーと限らんよな。
地球破壊爆弾が欲しいな。

*1:基本的には類似商品の実績で十分だけど、そうした適用の出来ない商品に対する最低数の見積もり等には使えると思う

*2:そこを商品の中身を把握して仕掛けるのが書店員の腕の見せドコロだけど、より多くの商品に対してより多くの技が使える

*3:そもそも会員カードのデータじゃなくても、POSレジで出来る話だこれは。それなのにそうした活用が無い現状がおかしいわな。客の属性別キーがあっても、それを厳密に打つ事は指導されてないし、POSのメニュー眺めてもその辺の分析コマンドは無いっぽいし。NOCSにそういう画面があるからそこで見るのか?ウチは使用不可メニューになってるけどな。書店の体質って色々と変な部分が指摘されるけど、こういうあたり前の事がやれて無ぇ(大手は知らん)ってのが致命的に変態っぽ。