裸の警察官

こういう内容も分量も薄そうな本を買って、金と時間の浪費をするのは避けなければ・・・と思いつつ、ついつい買ってしまった。

元警視庁刑事・北芝健が明かす!裸の警察官 (別冊宝島)

元警視庁刑事・北芝健が明かす!裸の警察官 (別冊宝島)

警察官が普段どんな仕事をしていて、中にはどういう組織があるのか・・・ってのがサラリと分かった。以上。それ以上でもそれ以下でもなく。個人的には「取調室の机上にスタンドライトは(危険なので)有りません。同じ理由で湯呑みもプラ製。」ってのがトリビア。いや〜、てっきり僕は顔にライト近づけてオラオラ〜ってやったり、ボールペンを爪の間に刺してウリャリャリャ〜ってやるのかと思ってましたよ。どう見ても物語の中の特高警察と混同し過ぎです。本当に(ry
あと「ノルマは無い」ってのも新鮮な驚き。年末にスピード違反が厳しいのは「プレッシャー」の所為だったのね。
感想としては「警察官って大変だなぁ」と。交番のお巡りさんが事件現場に一番乗りして、応援が来るまで一人で現場保存の為にテープで封鎖したり人員整理したりって、それだけでも大変そうだうよね。わけわかんねー一般ピープルの対処をしなきゃならんし、それ以外にも不測の事態→咄嗟の正確な状況判断ってのが求められる訳じゃないですか。下っ端の交番お巡りさんでもそれですよ。自分にゃ到底勤まりません。どうしても(交通違反関係で)むやみに敵対心を抱いてしまいがちですが、市民の安全を身体張って守ってる彼らに、もう少し敬意を払うべきだよな、とか思ってみたり。
値段分の価値がある本かどうかは微妙ですが、興味のある人はちょっとした暇つぶしに読んでみたら良いのでは。随所に出てくる「北芝健の俺武勇伝」を聞き流せるならね。軽くウザイ。