変わってるから困ってる

棚をいじってる最中にビビッと来たので購入。自分の管理してる棚は大概の本を把握してるのに、この本に関しては「初見」でした。アルェー、半年も俺の目に触れずにいたのか?かなりのレアケース。
ダメダメな奴らのグダグダな日常を描いてるだけなのだけど、不思議と引き込まれてしまう。意味がワカラン。今何回かパラパラと見返してますけど、どこがどう俺の心を惹き付けているのか、解析不能です。ギブ。ある意味これが「天才的才能」なのかも。
一つ断言出来るのは、絵に惹かれてるのでは無いって事。このヘッタクソな絵は計算なのか?天然なのか?人物の(正面の)顔(のアップ)だけはマトモだけど、他はヒドイよ。犬なんてどう見ても宇宙生物。どっちかと言えば犬よりも「ネバーエンディングストーリー」に出てくるモンスターに似てるし。
でも同じストーリーを、例えば井上雄彦の絵で見せられたら面白いか?と問われると、たぶん全然面白くない。そしてまた、扉絵など要所要所ではビシッとした絵が決まってることも考えると、作品に合わせてわざとヘタクソな絵を描いている疑惑も浮かび上がる。この辺はマンガ技法に詳しい方は的確に見抜けるのでしょうが、俺にはムリぽ。
色々と不思議が多すぎて作品自体の評価は出来ないのですが、今後が気になるのは確か。著者名でググったら別冊ヤンマガでも仕事をしたみたいなので、ソッチ方面から単行本が出る事も有り得るのか。楽しみです。ググったらこの人、大阪総合デザイン学校の漫画専攻を出てるじゃないですか。やっぱ下手絵は計算か?

変わってるから困ってる

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