ネコミミモード学園

「詰められモード」という言葉をご存知だろうか?人が怒られたり詰られたりする事を覚悟する時、無意識のうちに「負け犬オーラ」が放たれる。個人差はあるが、表情や声のトーンに現れるのが一般的だ。談判破裂して暴力の出る幕だ、準備オッケーいつでも殴って下さいな。そういう状態を称して「詰められモード」と昔の人は言っていた。俺の脳内歴史では。
さて、昨日書いたMIRA文庫の件でお電話。一発でMIRA文庫の担当者が電話に出ました素晴らしいね。ところがこの電話に出た担当者、前述の「詰められモード」なのである。はてさて、俺は「新刊はセットに入ってるの?」って訊きたいだけなのに。
やはりMIRA文庫新刊は15日付け→16日入荷のセットに入ってるそうだ。14日付けに載ってる各1冊の配本は、取次の自動配本分らしい。「オマケその他でトラブりそうであれば、16日まで隠しておけば?」って事なので、まぁそうしましょうかねぇと平和に解決。
さて、では一体何故彼はビビってたのか。メインの用件が終わった後、彼は恐る恐る切り出した。「それでですね・・・セット既刊本の箱なんですけど・・・当方のミスで、1箱の書店さんに2箱送ってしまいまして・・・後ほど改めてお詫びのご連絡を・・・」
えらいこっちゃえらいこっちゃ。社内的にエライこっちゃ!
全部の書店に1箱余分な配本・・・それ全部返品・・・さぞかし大変でしょう。頑張って下さい。でも書店的には、引き取ってくれる以上別にそんな怒るような話でも無い。まぁ返品の経費とか返品率の問題はあるけど、ハッキリ言って取次が日常的にやってるミス逆送とか不要本大量送りつけとか入帳ミスの方が100倍迷惑ですから。気を落とさず頑張って頂きたいものです。
でもアレだね、ハナっから「詰められモード」な声を出すと、つけ上がってキレる人がいそうだね。例えばウチのボ(ry って訳で早急に精神面を立て直して頂きたいと老婆心ながら思ったり。