お買い物でおったまげた

本屋ネタだったので購入。タイムリーな事に「本屋のオヤジのおせっかい」のくすみ書房(←id:RHINOさんから教えて貰いました)が。スッゲ、この本屋スッゲ。「売れない文庫フェア」て。何この「新潮文庫ランク外700点」とか「岩波文庫全点」とか「中公文庫ほぼ全点」とか。しかも結果出してるし。マジスゴス。
でも「金太郎飴」とか言われつつも、普通の書店だって(担当者次第で)独自のフェアはやってる。ここまでブッ飛んだのは、なかなか出来ないけど。そういうフェアって、労力の割にはお寒い結果に終わる事が多いと思う。くすみ書房が成功してるのは、この人の売り方や仕掛け方が優れてるのと同時に、道新に掲載されたりローカル局が取材に来たりするように、金を使わないで効果的に宣伝する根回しをしっかりやれてるからですよね。こういう「店の外」での活動も計算してるのがスゴイよなぁ。
しかしいくらフェアが好調とは言っても、その売上額は知れてる。リスクと経費もそれなりにかかってるし。これで成立するのか・・・と思ったら、店の地下に古本を並べたカフェを作ったり、朗読教室なんかも開いてるみたいです。「書籍を並べたいと思ったら、売り方あるいは利益の柱を考えるしかありません」と。目からウロコが落ちるようです。これは・・・いつか休みをとって見に行かねば・・・。
他の書店ネタもなかなか面白いッス。アレだな、最後に「書店員はこれを読め!」ってのがあったら最高だったのにな。ってそれは誰が選ぶのだろう?