セールス!セールスゥ!

出勤前にNHK教育の子供向け環境番組を見ていたら、ガイド役のキャラクターの声がミサトさんでした。心を無にして聴けば違和感が無いのですが、気を緩めるとミサトさんやベガママン、魔乳ラミアス艦長の声に聴こえてしまって集中力減。ヲタって損ですね。
閑話休題。高級筆記具フェアを展開していますが、最近は売上も伸びてる感じです。時期的に贈答品が多いのですが、自分で使うケースもそこそこある模様。景気が良くなってるのは本当なのかもね。で、今日も「万年筆の試し書きをしたい」というお客さまがいたので、喜び勇んで対応しました。
試し書きの接客中、こちらとしてはやっぱり「売りたい!」と思う訳です。だから対応には気を使いますし、悩んでいるようだったら邪魔にならない程度にお声がけします。納得行くまで書いてもらって、購入に至らないまでも興味を持って貰えれば御の字。ところが今日のお客様は凄かった・・・

客「これは・・・スラスラ。もう一段階細いのは・・・スラスラ。このぐらいの太さかねぇ。」
漏「やっぱり日常で使うとなると、漢字も多いですから、このぐらいの太さが人気ですね。」
客「そっちのメーカの、同じ太さのは・・・スラスラ」
漏「(Pilotとセーラーで悩む感じか。相手はオジサンだし「どっちかって言うと、セーラーを選ぶお客さまは通っぽい人が多い感じですね」とか言ってみるか・・・)」(心の声)
漏「(それともニョロニョロ線だけじゃなくて、適当に単語を書いて書き比べるのをオススメしてみるか・・・)」(心の声)
客「うん、これ2本とも下さい。あ、箱は要らないから。」
漏「ありがとうございますっ!(ちょwwwwwwおまwwwww!!)」

俺いてもいなくても一緒じゃん。もちろん嬉しいのだけど、何だか拍子抜け。普段は店で本を弄ってるだけだからわかりませんけど、営業って得てしてこんなものなのかな・・・