ランキング依存?

色んなトコで読んだ。クローズアップ現代見た事ないけど概ね把握。以下便所アイガー北壁カキコ。
多様な本を多様な需要に合わせて売る事ができりゃ理想だけど、現場で飯食ってる人間にとっちゃ、それより大切な事があるわな。リソーだけじゃ生きて行けないじゃん。プリントゴッコも販売終了ダゼ?
んで、書店的にはどうかってゆー。先ずランキングに載る本が「必要なだけ」入荷するなら、四の五の言わずとも書店は成り立つわな。少なくとも前の勤務先ならそうだったけどな。
あとPOS管理がどうのとか? POSで顧客傾向完全に把握出来て、新刊データとwebその他の購買層データ等をリアルタイムで紐付け可能なら、ぶっちゃけ書店員の「選書眼」なんざ無くてもニッチ市場のカバー可能。POS依存する=いっぱい売れる本だけ売るって図式は違う。それこそ「目の届かない需要をサポートする」ってのがデータの本来的活用方法。まぁ、それやると利益に比してコストが超過する危険があるし、そもそも慢性的にリソース不足してるって現状があるから仕方無い。リソース増やすには、やっぱり「売れる本を売れるだけ売る」を先ず徹底しなきゃ無理ぽ。
あとアレですか、埋もれてる超ニッチ良書のプロモ&仕掛け販売? 日本が100人の村(笑)だったらランキング購買層だけでも多分20人くらいでしょ? 現状そこに2人くらいしか需要が無くて、頑張れば4人に増えるような部分に開発・運用コスト投入して、いったいどういう計算で回収が可能なんですか。まぁアレだ、「こだわりの珈琲と本を揃えたブックカフェ」みたいなの(俺は早期リタイアしてコレやりたいけどね)ならともかく、一般市場を相手にしては難しいんジャネーノ? もっとも、そういう本しか作ってないようなトコは頭捻って頑張るしかないけどな。
番組でも指摘あったみたいだけど、皆で頭捻って知恵出し合うなら、流通モデル改善とコスト削減に先ず全力投球だろJK。書店員が過労死寸前で働いて、尚且つお客様が「欲しい」って本も満足に売れてねぇのに、「良い本いっぱいあるんですよ!」とか有り得ないから。先ずは飯食えるようにしないと。それからだから。
あーそうか。キムタクが書店員なドラマ作って「ぶっちゃけ、俺たち死ぬ気で本売ってます!」って言わせりゃ良いのか。