ムリクリ

狷介庵さんが「書店員が転職し難い理由」を考察されていて、思わずウンウンと頷いてしまう。そこで多少無理矢理ではあるが、逆に「書店員の転職に有利な要素」を挙げてみたいと思う。

  • 書店員は平日休みの場合が多い
    • 人にもよるだろうが、基本的には土日出勤・平日休みの方が多いと思う。転職面接の際には、面接日に平日を指定される場合も多い。休暇を申請する必要は無くなる。
    • こちらから面接日を選択出来る場合でも平日は有利。
  • 書店員は、頑張れば休暇を取れるかもしれない
    • 社員でもシフト勤務の方が多いと思う。こういう場合、シフトの都合さえつける事が可能なら、むしろ普通のサラリーマンより休み易いかもしれない*1。まぁ多くの場合はシフト調整さえ困難なのだけど。この辺は会社と、社内の力関係によるか。
  • 書店員はツブシが利かない事も無い
    • 業種・職種によっては、書店員として頑張ってきた事が評価される場合もある。よく「書店員から他業種に転職なんて無理」とか言われる事もあるようだ*2が、決してそんな事は無いと思う。
    • 単に「商品仕入れてました売ってました店回してました」という直接的な事だけでなく、仕事に対する考え方取り組み方という部分でも、膨らまそうと思えばどんどん膨らむ。
  • ネット最強
    • 正直、今の時代でなかったら書店員から転職は無理じゃね?と思う。転職サイトは超重要。更新される日ってのは限られてるし、「お知らせメール」みたいなツールを使えば労力も減る。配信される求人も、半分くらいは社名で捨てられる(いっつも求人してるブラックとか)。確かに毎日疲れて気力も無いけど、本読んでる時間やネット巡回の時間を削って当てるしかない。あと昼飯時とか。

じゃあお前はいっぱい内定取ったのか?と言われれば、ラッキーで1社から出ただけ*3なので、こんな偉そうに言えた口じゃないのですが。「絶望と希望の抱き合わせ販売」みたいな感じで書きたくなったので。

*1:ま、普通のサラリーマンは有給使って休めるのだろうけど

*2:こうやって新人を脅して意欲を萎えさせる上司すら居るという話ではないか。こういう時こそ「オマエガナー」と言う時だ。

*3:しかもそこが正解かどうか、まだ出社前だからワカランのよね鬱