見直し

半月ほど前から文庫コーナーで「吉本隆明フェア」をやってます。フェアと言っても新しめの本を数点ピックアップして固めてるだけ。ウチは思想関係の本があまり売れないって事で、大昔(俺が入る遥か前)に在庫を削りまくったらしいのだけど、お問い合わせを数回受けてるし、文庫の新刊も売れてるしって事で需要を図るための実験的試みです。

真贋

真贋

思想のアンソロジー

思想のアンソロジー

ハードカバーは新刊を2点。『思想のアンソロジー』は売り切れてしまった。文庫はこんな感じ。

悪人正機』『読書の方法』『ひきこもれ』と、固い感じのしない、わかりやすそうな本から売れてます。「興味はあるけど難しいのはナー」って俺みたいな人が多いのでしょうか。この結果だけで判断するはのどうかと思うけど、初学者向けに絞って棚一段くらいはコーナーを用意した方が良いのじゃなかろうか?と思った。
俺も読んでみようかな・・・押井守の作品の影響から「思想」ってものに興味はそこそこあるのだけど、小難しい言語で小難しい話ばっかされそうで敬遠がちなんだよね。(←俺が40年くらい前に生まれてたら、こんな事を言った瞬間に馬鹿にされまくったのだろうな・・・あぁ良かった。)