伏兵

本屋の「足りない」には2種類あります。

  • 「これは売れる!」と確信していた商品の配本が少ない
  • 「微妙だべ〜」と思ってたらバカ売れ

概して前者は売上に与える打撃が大きいのですが、書店員の精神的ダメージは後者の方がデカイと思います。「読み違い」あるいは「見落とし」ですからね。見切っていても配本は変わらない、という事を考慮しても尚。
ここ数日ではこのあたりの商品が後者に該当。

黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)

黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)

Rust Blaster (Gファンタジーコミックス)』の売れベースで発注しましたからね。作品チェックしてないからなぁ。表紙見た時点で「ヤバイかな〜」とは思ったけど。これは佐藤大輔原作ってコトで一定量必ず売れると踏んでいた商品ですが、ここまで初速が速いとは思ってませんでしたって変則形読み違い。つか、配本少なすぎ。
地球(テラ)へ… (1) (中公文庫―コミック版)

地球(テラ)へ… (1) (中公文庫―コミック版)

新刊じゃないですけど。アニメ化の話を聞いた直後に平積したのですが、放送開始まではあまり動かんだろうなと思ってたら結構売れるって嬉しい悲鳴系。名作だけどレーベル的にチェック漏れしてる(この怠慢はウチだけ?)ってのも要因の一つか。
ちなみに前者該当は何と言ってもコレですよ。配本少なすぎだバカ。
キミキス 1―various heroines (ジェッツコミックス)

キミキス 1―various heroines (ジェッツコミックス)