病的

末期癌に冒されて余命一ヶ月になる夢を見る。しかし夢の中で俺と俺の周囲はひたすらに「あの医者何の断りも無くアッサリと軽いノリで告知したぞ!おかしくね!!」って内容を論議しており、普通は当然考えるだろう「死への恐怖」とか「残された時間の使い方」とかは一切ナシ。アホな夢だ。
さらに別の場面に飛ぶと、おそらく病状の進行したのだろう俺が登場。ゼロコンマ2ケタの視力で地を腕で這いずりながら古本屋に赴き、床に散乱した書籍を次々と吟味していた。その時の俺は恍惚感で一杯でした。
なんだろうね。目覚めた時に浮かんだ単語は「メンヘラー」。いや、メンヘルって言葉の定義は全然知らんし、調べる気も起こらないのだけど。