コピペ
仕事中に思いついたヘルシングコピペ@書店。
「う…うえッ えぐッ えぐッ」 「ヒック ヒック ヒック」 「どしたい なんで泣いてんだおめぇ」 「休憩室でみんながッ おまえはクズ書店員の後輩だって…ッ おまえんとこの売場は自己満足のオナニーだってッ」 「そうだよ 本当の事のこった」 「うちの売場は4代前からずっと独自路線だ 先輩の先輩の先輩の先輩からだ おまえの上司だって独自フェア失敗でトバされちまったんじゃねえか」 「おまえに良いトコ見せようってキバりすぎたんだよ 何だオメエ まだ知らなかったのか」 「せ せ 先輩も 先輩も自分の好きな本を積んだの……!?」 「あーあ 積んだよ すげえたくさん」 「なッ なんでだよッ なんで黙って売れる本だけ積まないんだよッ」 「書店員が何のために? 愛だよ」 「俺達の同僚連中の目的は 金や生活 地位の向上や地位の維持のため ガキんちょのため 主婦のため ヲタクのため 息子のため 妻のため 親のため オーナーのため いろいろだ」 「俺達はそういうのわかんねえ 大事な事だっていうのはわかる でもそういうの 別に本を売らんでも何とかなるんじゃねえのと思う」 「つうか本を売る事に そういう意味なんか必要なのか? 本が好きだからって理由で充分じゃねえのかと思う」 「逆にいえば だ 本が好きだってのが 俺達にとっては情熱を賭けるのに足りてしまうんだ」 「この本を薦めたいって店中の平台あっちゃこっちゃ出向いてって 数千円の粗利益で勝ち誇ったりブン殴られたり しかも誰にいわれたワケでもなく好きこのんで だ」 「売場での仕掛けの方が自分の評価や他人の方針より重い ウチの売場は割とそーいうホントに人間のクズの担当者なんだ 悪いが休憩室でいじめられても仕方ないかもなあー」 「いや なに おまえもそのうちわかる時が来るんじゃないかな なにせホラ おまえは俺達の後輩だ」