アキバが大変

Please Mr.Lostmanさん経由で、なんかアキバが大変らしいと知りました。参考→アキバblog。一言で言うと「居心地悪い」、と。
学生時代は後楽園WINSの帰りとか就活の空き時間とか、よくアキバに行ってました。大好きな街です。所謂「ヲタ」ってのは、基本的にマイノリティじゃないですか。ヲタクである、という一点をして大概は学校のクラスでも非主流、下手をすれば非差別グループの烙印を押される事さえある。日常生活を営む上では、多かれ少なかれ「隠れヲタ」化せざるを得ない。そういう存在にとって、アキバは街全体が自分の居場所たりえる特異な場だと思います。そこは「心の故郷」であり「聖地」。で、今そこを興味本位で沸いて出た奴らが跋扈している。聖地奪還の為に十字軍が再結成されかねない状況ですね。
個人的にこの状況はすごく悲しい訳ですが、そこまで悲観的にならんで良いのかな?とも思います。要するに今、アキバをうろついている異教徒は「中国から来たパンダを見に来た観光客」みたいなモノなわけで、いつまでも興味は続かないじゃないですか?パンダだろうがシロクマだろうが、そのうち飽きる。アキバの街、そこで築かれている文化に興味が無い人達は、すぐに消えてしまいますよ。電車男のヒット等で「アキバ系」が興味を持たれている今だけの、一過性の現象だと信じたい。
最後に「アキバってマジヤベー、アキバサイコー!アキバフォーエバー!!」とブクロキングの言葉を引用してドスン!である。