第35回 エリザベス女王杯(ＧＩ)

英愛オークス馬スノーフェアリーと、フラワーボウルでレッドディザイアに勝ったアーヴェイ参戦という事で、ぜひとも現地で見たかったレース無念。

今回もっとも期待値が高いのは、前走京都大賞典を勝っているメイショウベルーガ。京都の2400で重賞２勝しているように、このコースは大得意。京都限定ならブエナビスタ級。そして何よりの強みが臨戦過程。新潟記念から京都大賞典、そしてこのレースと、余裕を持ったステップは他の有力馬と比較して最も不安が少ない。

対抗に推したいのはオークス馬サンテミリオン。秋華賞は調整不足の上に発走前の外傷、出遅れと色々あって大差負けだが、調教師によれば「殆ど競馬をしていないので、ダメージが無い」状態とか。実力は三冠馬アパパネに匹敵するのだから、ステップレースを使って秋華賞を勝ち切ったアパパネよりは相対的に有利になる。調教も良く動いており、何よりルメールが乗ってくれるのも心強い。不安要素は「大差殿負けによる精神的外傷」くらいか。

連下にはアパパネ、アニメイトバイオ、スノーフェアリー、アーヴェイあたりが妥当なトコロ。

が。正直三冠馬や外国馬に押されてベルーガが５倍以上なら単複勝負と思ってたのだけど、そんなに甘くないようで現在3.4倍の２番人気。上記の予想通りに買っても、結局は人気サイドであまり美味しくないし、そこまでの信頼感も無いのでリスキー。
という事で、上記の予想は無視してワイドBOXで遊ぶ。

先ずは通例の外国人ジョッキーBOX。
外国馬とサンテミリオン、実力保証のヒカルアマランサスなので、これは冗談抜きで割と妥当な馬券。

もう一つが社台ーテルヤBOX。
実はこれも根拠があって、コロンバスサークルとレジネッタはどちらも動きが抜群。コロンバスはユタカ騎乗の強みがあるし、レジネッタは腐っても桜花賞馬。
リトルアマポーラも動きが良く、さらに前走の末脚が驚異的。一度勝っているココで復活しても驚きは無い。福永も乗れている。シングライクバードは
近走の破壊力を評価。

さてどうなるか。