期待と不安

先日多くの方からご教示頂いて作成した「東野圭吾の次!」コーナーです。



ちっちゃくてスイマセン。
売れはまぁ・・・ボチボチと言った所でしょうか。あんまり場所良くないし、POP類も本当はもう少し作り変えたいのですが・・・
今のところ一番売れてるのが『戻り川心中 (光文社文庫)』。俺の考えたコピーじゃなくて解説文の抜粋を載せてるから?それだったら悲しいなぁ。そして、次点がなんとコレです。
星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

何と。帯では宮部みゆきが推薦してるし、POPでも「人類起源の謎ガ!!」とか煽ってますからねぇ。この作品が売れるのは個人的にも大変嬉しいのですが、「買った人が怒ってないかな?」と心配にもなります。本文の7割くらい、ひたすら極小フォントでSF的議論をしてますからねコレ。途中で投げ出す人がいたらどうしよう・・・信頼完全に失っちゃうよ。売場にこんな掲示を出すべきか。むしろ小さい紙に印刷して挟み込むべきか。

『星を継ぐもの』(ジェイムズ・P・ホーガン著)をお買い上げの方へ
本作はその分量の多くをSF的な議論に費やされており、その冗長さにウンザリされた方も居られるかもしれません。しかし、何卒そこで投げ出さぬ様にお願い申し上げます。難解な箇所は、読み飛ばす事をお勧めします。概要さえ掴めれば良いと思います。とにかく、主人公と一体となって壮大な謎を追いかけてみて下さい。佳境に入った頃から、読む手を休めることが出来なくなると思います。そして、ラストの10ページ。あなたの手は感動に震え、その両眼からは滝のような涙がこぼれ落ちること必至です。。。